Reviewレビュー
880円のDLCが約束する、“本編とは違う結末”
- 『Nettle Tribe』本編必須の追加シナリオDLC
- 分岐点はアルデオとの対決。結末が本編と別物
- ドット絵の寝取られ物語。お気に入り登録325人
最初に、一番大事なことを言う。
本作は単体では遊べないDLCである。
本体『Nettle Tribe』(RJ01016688)のver2.0が必要で、データを本体に差し込む形で導入する。価格は880円。
内容は本編と同じくドット絵で描かれる寝取られ物語。公式が謳う違いはただ一つ、「本編とは異なる結末」の存在だ。
発売日は2026年11月6日。現時点で販売数は3本、お気に入り登録は325人。評価の蓄積はまだ薄いが、注目度の数字は素直に信じられる。
アルデオとの対決から分岐する“もしも”が刺さる人
個人的には、寝取られ物語において結末は全てだと思っている。
だからこそ、このDLCが刺すのは「本編を遊び終えたのに、ラストにモヤモヤが残った人」だ。
分岐点はアルデオとの対決の場面と明示されている。つまり、本編の記憶とセーブを抱えたまま、途中から“もう一つの未来”へ進めるということ。
本編を遊び終えた人だけが到達できる結末。
これが本作の立ち位置だ。未プレイの人には意味が薄いので、まず本体から。そこは割り切って見たい。
分岐・セーブ・PV──購入前の3つの確認点
分岐点はアルデオとの対決の場面
導入後、物語の途中から追加コンテンツへ分かれる。どこから世界が変わるのかが明示されているのは、プレイヤーとして心強い。
「本編とは異なる結末」としか説明されない以上、中身は自分の目で確かめるしかない。
セーブデータは引き継げるが、置き場所に注意
セーブはそのまま使える。ただし仕様変更で保存場所が変わり、一度ゲーム内でセーブした後、生成された「save」フォルダへデータを移す流れになる。
導入は「本体をver2.0に更新」→「DLCフォルダを本体ファイル内にコピー&ペースト」の二段階。手順を飛ばすと動かないので注意。
雰囲気の判断は体験版PVでつけられる
公式が「体験版からPVをダウンロードして雰囲気を確認してほしい」と案内している。
ドット絵の質感も、物語の空気も。880円の判断材料として、PVの確認は必須だと個人的には思う。
“別の結末”を買うという選択──ドットNTRの重さ
このDLCの本質は、追加ボリュームではなく結末の“選択肢”を買うことだと感じた。
本編の時間を共有した人にしか届かない物語である以上、価格に見合うかどうかは、本編への思い入れ次第になる。
良い点
- セーブ引き継ぎで続きから入れる
- 分岐点が明示されていて迷わない
- 本編と同じドット絵で世界が連続
惜しい点
- 本体必須。単体では成立しない
- セーブ移動など下準備が発生する
- 評価がまだ少なく判断材料が薄い
『Nettle Tribe』を遊び終えた人に、こそ届く物語
- 本編の結末にモヤモヤを残したままの人
- NTRの「もしも」を追体験したい人
- ドット絵の質感が好きな人
- アルデオ戦からの分岐に心当たりがある人
お気に入り325人に対し販売数3本。この差は、これから手を伸ばす層の大きさを示している気がする。
タイトルの「bliss point(至福点)」が何を指すのか。
その答えは、本編を知る者にしか届かない。
気になった人は、まずPVで空気を確かめてほしい。アルデオとの対決から先の話は、そこからだ。
公開 2026.11.06















