Reviewレビュー
13日間の刻限と七不思議——本作の要点
- 霊感少女・天音が悪霊討滅を目指す学園オカルトRPG
- 言霊の力で常識が書き換わる、段階式の寝取られ進行
- FANZA平均4.22点・販売数2,487本の人気作
告白を誓った幼馴染が堕つまで——この話が刺さる人
天音と和真は両思い。でも、恋人ではなかった。
告白しようとした瞬間に地震が起き、学園の祠が壊れる。封印されていた悪霊が解き放たれ、七不思議が学園を蝕み始める。
「これが解決したら、告白する」——天音はそう決めて調査に向かう。
その約束が、13日間の刻限と引き換えになる。
個人的に、この作品で一番効いているのは「恋人未満の距離感」だと思う。結ばれていないからこそ、第三者の介入が残酷に響く。
寝取られが苦手な人も安心できる。公式が「寝取ラレ回避RPG」を掲げており、悪霊討滅に成功すれば回避ルートへ。逆に堕ちエンド目当ての人にも3種のエンディングが用意されている。
回避できるか、堕ちるか。選ぶのはプレイヤーだ。
天音の霊力と丸男の言霊、交差する見どころ
本作の核心は、七不思議を解くRPG部分と、言霊で進む寝取られ部分が毎日交互に積み上がる構造にある。
1日3パートで回る、戦闘と堕ちのセット設計
1日は「天音パート(調査・戦闘)」→「和真パート(調査)」→「ADVパート(関係変化)」の順で進む。
七不思議を解決するほど天音は強くなる。つまり回避への希望が日々積み上がる。その裏で、ADVパートでは丸男の企みが積み上がる。
希望と絶望が毎日セットで増えていく。この対比が秀逸だ。
耐性が高いはずの少女が、繰り返しに負けていく
丸男に授けられたのは「言霊」の力。発言の信憑性が増し、聞いた相手の認識を書き換えていく。
だが天音は霊能力者の家系で、言霊への耐性が一般人よりずっと高い。だから始めは不信感しかない。会話すら嫌だった相手だ。
その「耐性の高さ」こそが、堕ちの説得力を生む。
繰り返し聞くうちに、身体を触らせることを許していく。抵抗が薄れる過程を、刻限のカウントダウンと並行して描いていく。
そして13日目の終わり、天音が辿り着く先——そこはここでは書かない。体験版で進行の最初の一歩を確かめたうえで、本編に委ねたい。
悪霊戦は1日1回・敗北ペナルティなしの気軽さ
悪霊とは天音パートで1日1度だけ戦える。敗北してもペナルティなし。公式も「積極的に挑むことを推奨」と明言する設計だ。
解決順に迷ったら、部室の「へんそし」を読む。言い回しはクセがあるが、ヒントになる。
刻限の緊張感は本物。ただしプレイ時間は短め
13日というデッドラインのおかげで、毎日の調査に緊張感があった。「今日は何を解くか」「悪霊に挑むか」の判断が重くなる。
良い点と惜しい点を整理しよう。
良い点
- 13日間のカウントダウンで常に緊張感がある
- 敗北ペナルティなしで戦闘を気軽に試せる
- 回想全開放機能あり、3種のEDも回収しやすい
惜しい点
- 想定プレイ時間は2〜3時間と短め
- 「へんそし」の言い回しが分かりづらい
個人的に惜しかったのは、想定プレイ時間2〜3時間という短さ。手軽さは魅力だが、この世界にもう少し浸かっていたかった。
価格は1,408円。この構造とボリュームなら、納得の範囲だと僕は感じた。
橘天音の13日間に付き合うべき人
- 恋人未満の幼馴染が堕ちていく過程に価値を置く人
- NTRは苦手だが、回避エンドも見届けたい人
- 学園の七不思議などオカルト設定が好きな人
- 常識改変・孕ませ要素まで含めて楽しみたい人
- 2〜3時間でサクッと1周できるRPGを探している人
公開 2026.11.06















