Reviewレビュー
隕石が落ちた夜から、幼馴染は別物になった
- 寄生生物に乗っ取られた幼馴染とのホラー系ASMR
- 夜這い・耳舐め・騎乗位・拘束と展開が濃い
- 価格825円で気軽に試せるダークテイスト音声
「清楚なあの子」の嘘が刺さるのはどんな瞬間か
この作品の軸は、幼馴染の佐倉凪が、実は寄生型の未確認生命体「ヤドリ」に身体を乗っ取られているという設定。
疎遠になっていた幼馴染から突然電話がかかってきて、その夜に部屋へやってくる。恥ずかしそうな告白から始まり、逃げ場をなくすほどの積極的な誘惑。けれど違和感は消えない。
この「優しくて真面目な幼馴染の皮を被った異形」という構図は、ホラー調の音声作品ならではの恐怖と興奮が同居する題材。個人的には、正体が明かされるまでの間の「おかしいのに気持ちいい」時間が最大の魅力だと思っている。
公式の注意書きに「身体の乗っ取り、寄生、脅迫、拘束、ホラー演出、精神的苦痛」とある通り、甘い誘惑の裏に怯えが混ざる作品だ。
Track構成から読み解く、ヤドリの侵略の流れ
Track 02:夜這いと正体告白までの急転直下
夜這いで始まり、告白、耳舐めを経て正体告白へ。清楚な雰囲気のまま襲ってくる導入部分は、色仕掛け系音声の定番を踏まえつつ「何かが変」の気配を漂わせる作りだ。
Track 03〜04:脅迫と騎乗位、そして「異変」
取引を持ちかけるヤドリの狡猾さが本格化する区間。誘惑から脅迫への移行、騎乗位、拘束と展開する。Track 04には「??」という読みようのない項目まで用意されていて、ここに何が仕込まれているかはサンプルで確かめたくなる。
ボイスは星野天氏、イラストは藍沢ちひろ氏、脚本はmonsuki氏と制作陣が公開されている。Xアカウントから各氏の作風を確認してから購入するのも一つの手。
ヤドリの声を聴いての率直な印象
ホラー設定×ASMRというこのジャンルでは、恐怖演出と快感音声のバランスが生命線。本作は注意書きに「精神的苦痛」と明記するくらい、ダーク寄りの作風を貫いている点は正直者だと思う。
良い点
- 乗っ取り設定がエロスと恐怖の両方を効かせている
- 耳舐め・パイズリ・騎乗位と要素の網羅範囲が広い
- 825円という手を出しやすい価格
惜しい点
- ホラー・脅迫描写は完全に好みが分かれる
- 収録時間の記載がなく長さを購入前に判断しにくい
- お気に入り登録が10人台で情報がまだ少ない
惜しい点としては、ホラー演出の比重が高いので、純粋な甘々系を求めた人には重い可能性があること。逆に言えば、この「気持ちよさの中に潜む不穏さ」を楽しめるかどうかが分かれ目だ。
発売日は2026年11月5日。まだ評価が蓄積していない時期なので、そのぶん設定とTrack構成から自分で判断する必要がある。
ヤドリの夜這いが耐えられるか、チェックリスト
- 幼馴染が他者に乗っ取られる設定が好き
- 脅迫・拘束などダークな展開を楽しめる
- 耳舐めメインのASMRに物足りなさを感じていた
- パイズリや騎乗位など積極的な攻めの音声を求めている
- 1000円以下でホラー系音声を試してみたい
清楚なあの子の夜這いが「絶対おかしい」と気づいたとき、この作品の本当の顔が見える。
それが恐怖なのか快感なのか、確かめるのはサンプルを聴いてからでも遅くない。
公開 2026.11.06








