Reviewレビュー
嫉妬が暴走する王子様アイドル、ロケバスすれ違いレズ編の全貌
- 王子様系No.2ヒナリ×僕っ子リーダーホタルの禁断レズ続編
- 嫉妬とすれ違いをきっかけに、ロケバスで一線を越える2人
- FANZAでは平均4.91点。手マン・キス・潮吹き多め
前作を読んだ人ほど刺さる、ヒナリとホタルの不器用な距離感
前作「イッたと認めるまで連続絶頂楽屋編」で身体の関係を結んだ2人。ところが今回は、ホタルの様子がおかしい。
理由は他のメンバーへの嫉妬。ロケバスで隣に座っても空気は重く、繋ごうとした手は跳ね除けられる。
嫉妬は、好きの裏返し。
この作品が一番刺すのは、すれ違いの原因が純粋な“好き”であるところだ。素直になれない2人のもどかしさは、百合読者なら一度は覚えのある痛みのはず。
前作を知っているからこそ、楽屋の一件から一歩も進めない2人の距離が堪る。続編を待っていた人向けの1冊だ。
ヒナリの“お仕置き”とホタルの我慢。ロケバス編の3つの見せ場
「分かってない」の応酬から始まる、鬱憤のキス
公式紹介にある「分かってます/分かってない」の応酬。噛み合わない会話の末、ヒナリが鬱憤をぶつけるようにキスをする。
そして「声、抑えてて下さいね。楽屋と違って扉ないんで」。このセリフだけで、ロケバスの閉塞感と2人の距離が伝わってくる。
扉のないバス内で、声を殺す濃厚手マン
傾向は手マン多め・キス多め・潮吹き多め。クリ責め・乳首責め・クンニ・断面図と、プレイのアラも網羅的だ。
扉のない空間だからこそ生まれる緊張感。クリと膣内を責められ、我慢できず潮を吹く展開は公式も強調する見せ場だ。
攻め受け固定の貝合わせと、最後の結び直し
貝合わせはあるものの、ヒナリ攻め・ホタル受けは固定。作者も固定で書いていると明言している。
すれ違いの末に2人がどう結び直すのか。そこはぜひ本編で確かめてほしい。
880円・54ページに詰めた嫉妬の熱量と、僕の正直な評価
FANZAでは平均4.91点(43件)。販売数788本に対しお気に入りは1,086人と上回っており、シリーズを追う読者の熱量が数字に出ている。
個人的に良かったのは、セックスの前に感情を積み上げる構成。
すれ違いの時間が長いぶん、ロケバスの一線が報われる。
良い点
- 嫉妬とすれ違いの感情描写が丁寧
- 手マン・キス・潮吹きの密度が高い
- 攻め受け固定で安心して読める
惜しい点
- 前作未読だと関係性の重みが半減する
- おまけ・あとがき込みの54ページで、あっという間に読み終わる
逆転なし・受け攻め固定の作品です。攻め受けの入れ替わりを期待する人は、公式の傾向欄を先に確認しておくと安心。
嫉妬で余裕を失った王子様アイドルを見たい人へ
- 前作の楽屋編で2人に心を奪われた人
- 嫉妬・すれ違いドラマからのセックスが好きな人
- ダウナー攻め×僕っ子受けの固定カップリングが好きな人
- 880円でサクッと読める濃厚百合を探している人
2人の行く末は、ぜひ自分の目で確かめてほしい。
この“もどかしさ”を体験する値段としては十分安い。個人的には、前作とセットで読むのが正解だ。
公開 2026.11.06















